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事業紹介

脳卒中・循環器病対策事業

日本国内における脳卒中・循環器病の患者数は年々増加の一途をたどっています。脳卒中および虚血性心疾患(心臓の病気)を含む循環器疾患は主要な死亡原因の1つで総死亡の約30%を占めています。2010年の脳卒中有病者数は約310万人、心不全患者数は約100万人が罹患しており、2025年には脳卒中有病者数は約330万人、心不全患者数においては約37万人が新規発症数として推計されており、心不全パンデミック状態にあります。その様な状況を鑑み国は2018年12月に「脳卒中・循環器病対策基本法」が成立されました。

これらの対策は、第一に生活習慣改善等による発症の予防策をとることが、もっとも大切な対策です。しかし、おりしも発症してしまった場合、シームレスな医療・介護体制の整備が重要課題とされています。発症後の迅速な搬送、診断と治療、その後の療養や在宅医療に渡って継ぎ目の無いサポート連携を図る事が重要です。これらの対策を講じる事で、後遺症の軽減、健康寿命の延伸、医療費・介護負担などの軽減を実現する事が可能となります。

我々の事業は、病院内における発症患者様の診断・治療に関わる医療機器・材料を提供しております。

医療は、医療従事者、医薬品、医療機器・設備の3つが揃わないと成り立ちません。我々は心疾患・血管疾患事業において迅速かつ確実に製品供給をし、様々な医療機器・材料の適切な取扱説明をすることで、患者様の健康寿命の延伸の一助となり、社会に貢献をしてまいります。

カテーテル治療

カテーテル(管)は、2000年以上の歴史があります。1929年にドイツのヴェルナー・フォルスマンが世界で初めてカテーテルを心臓まで到達させ、1940年代には心臓カテーテル検査を行う様になりました。
更に1977年にスイスのアンドレアス・グルンツィッヒが冠動脈に対してバルーン治療を行い、日本においては1981年に初めて実施されました。そして1986年にはステント治療が開発され、カテーテル治療の開発が世界中で行われるようになりました。それにより、冠動脈におけるカテーテル治療(PCI)は確立されつつある状況です。

現在もカテーテル治療は発展を続け、多岐に渡る検査や治療を行う事が出来るようになりました。下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術(EVT)、脳血管や腹部血管などに対する動脈瘤のコイル塞栓術、ステントグラフト留置術、下大静脈フィルター留置術が実施されるようになりました。
近年においては、大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)、同房弁閉鎖不全症に対するカテーテル治療(MitraClip)、補助循環用のカテーテル(Impella)も国内に導入され、カテーテル治療はあらゆる分野に発展し続けています。

我々は、製品の提供だけでなく、常に最新の情報提供を心掛け、患者様のより良いQOL向上を医療スタッフ様に届ける事をモットーとしております。

不整脈治療

不整脈治療は主に徐脈性不整脈と頻脈性不整脈の2つの分野に分かれます。
徐脈性不整脈分野では、主にペースメーカーを医療機関様に提供をしております。この分野においては、患者様の体内に医療機器を植込みます。その為、定期的なメンテナンスチェックを行う事がとても大切です。我々は製品の提供だけでなく、医療スタッフ様と共に患者様に植込まれた機器の状態をチェックし、動作状況を適切かつ正確な情報・設定方法を提供することで患者様のQOL向上の一助として貢献し続けます。

一方で頻脈性不整脈分野においては、動悸や無症候性の動悸に対してカテーテルを用いた心筋焼灼術(カテーテルアブレーション治療)を行います。発作性上室性頻脈、心房頻脈、心室粗動、心室頻脈、心房細動など様々な頻脈の根治治療を行うことが出来ます。近年におけるカテーテルアブレーションの発展はめざましく、治療効果も向上しております。我々は手技に必要な医療機器・設備の提供を行うとともに、治療に必要な詳細情報を伝えることで最適な治療環境を提供しております。

その他、ICDやCRTDによるデバイス治療も提供しております。ペースメーカー同様、生命に直結するデバイスのため、定期的なメンテナンスチェックが必要となります。

外科的治療

外科領域における心臓疾患としては、冠動脈、弁膜症、大血管、先天性、心疾患、不整脈など取扱い疾患は様々です。心臓疾患は生きるか死ぬかであった疾患が、現在では治療成績は数%のリスクまで改善されています。カテーテル技術が発展していない時代には外科的治療が主たる治療法でしたが、現在はカテーテル治療ではハイリスクな症例や根治出来なかった症例を、最後の砦として治療にあたります。

一般には心臓手術には胸骨正中切開法が用いられます。外科領域においても発展はめざましく、内視鏡下で行うMICSやロボット手術が導入されてきています。これらは3cmほどの切開で術後の傷跡も小さいほか、患者様の痛みも少なく短い入院期間で治療を終えることができるメリットがあります。
また、大動脈瘤に対してはステントグラフトと呼ばれるカテーテルを用いた人工血管の内挿術も2006年以降国内に導入され、低侵襲な治療が提供されるようになってきています。

これらの様々な手術に対応するには、補助人工心臓装置(ECMO)を始めとした多岐多様に渡る手術用装置・器材が必要となります。我々は、領域のプロフェッショナルとして医療現場が必要とする器材を提供するため、綿密に打合せを行い網羅的に準備・提供しております。また、非常に緊急性の高い手術が多い為、常時在庫を管理し万全の態勢で備えております。

医療支援事業

医療材料管理業務

最適な医療材料の在庫数の提案による在庫額の軽減、徹底した在庫管理による不良在庫の軽減、コスト表作成等による特定保険材料の請求漏れ防止等、多岐にわたるお客様の立場に立ったベストソリューションを提案しております。
また、すべての医療材料を取り扱っており、物流管理はバーコードシステムによる管理で徹底しており、迅速且つ確実な物流管理に努めております。

医療機器整備業務

地域の人々が医療機関に求めているのは技術の確かさはもちろん、最新の医療を提供する設備や機器がどれだけ整っているかも医療機関を選ぶ時の重要なポイントです。
私たちはより良い医療環境をつくるために必要な最新情報を提供しながら、効果的な病院経営のお役に立てるようたゆまぬ努力を続けております。

メディコア事業部

メディコア事業部では、医療機器の輸入事業を主体としております。医療機器は常に進歩し続けており、特に海外における医療機器・技術の発展は目覚しいものがあります。当事業部では海外での優れた製品をリサーチし、国内のマーケットニーズに合う製品を提供しております。製品は優れた品質や技術だけではなく、先見性を持ったマーケティング活動を行うことにより、より優れた医療の発展に貢献することができます。
その前提として、我々は常に現場の情報や実状を把握してなければなりません。医療従事者様や代理店様とパートナーシップを大切にしながら顧客の求めている情報に敏感に反応する様、努めております。

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